ジムで胸筋を鍛える!覚えたい器具の名前と使い方
美しい筋肉を作るために自宅でのトレーニングの他に、ジムと契約してマシンでトレーニングしたり、プロがコーチングするプログラムに参加して、筋トレに励む方は多いと思います。
今回は、特に「胸筋」にフォーカスし、ジムでトレーニングするために覚えておきたい器具の種類と使い方をご紹介したいと思います。
チェストプレスマシンは基本中の基本
初心者が胸筋を鍛えるためにもっともスタンダードな器具は、チェストプレスマシンです。
胸の筋肉を使って、重量のあるアームを押すことによって、ベンチプレスと同じ効果のトレーニングを期待することができます。
また、椅子の高さを低くすれば、胸筋の上部を鍛えるトレーニング、インクラインプレスの効果を期待できますし、高くすれば、デクラインプレスの効果が得られるのです。
つまり、椅子の高さとウェイトの重さだけで、胸筋の様々な部位を鍛えることができる優れた器具なのです。
なお、ウェイトは、初心者は30kg程度からはじめて、50kgを目標にすると良いでしょう。
突然、重いウェイトからはじめても最大効果は得られませんので徐々に重くするスタンスが良いでしょう。
ジムで胸筋を鍛える!覚えたい器具の名前と使い方
バタフライマシンで大胸筋のストレッチを
バタフライマシンは、ウェイトの強いアームを開くトレーニングマシンです。
この器具は、チェストプレスマシンの「押す」と比較すると、「開く」ことに主眼をおいた器具です。
筋肉の収縮を利用してストレッチすることで、大胸筋の筋肉繊維を壊し、修復する力を使って筋肉を鍛えるトレーニングです。
ただし、初心者がこの器具を使ってトレーニングをすると、腕のスジを痛めてしまい、その後のトレーニングに支障が出てしまう場合もありますから、チェストプレスマシンで慣れてから加えると良いでしょう。
ジムで胸筋を鍛える!覚えたい器具の名前と使い方
ケーブルクロスオーバーはディープな筋トレに
ケーブルクロスオーバーが複数台設置されているジムは少ないものです。
しかし、必ず1台は設置されており、いつも混雑する人気の器具。
ウェイトがついたケーブルを引っ張ることで胸筋のトレーニングをする器具ですが、他の器具と違うところは、大胸筋の内部へ負担をかける器具なのです。
つまり、表面だけでなく、ディープな部分にも働きかけることで、強い胸を作ってゆきます。
また、日頃からケーブルクロスオーバーを取り入れることで、怪我をしにくい筋力を作ってゆく側面もありますから、必ずジムのトレーニングで組み入れましょう。